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J.of Science EGGS 東北大学基金へのご協力のお願い 探求型 科学者の卵

活動ブログ

2022. 07. 25 | 受講生ブログ(高校生)

卵の奮闘 No.1

こんにちは。富谷高校2年の安倍魁星です。この度は科学者の卵養成講座に参加させていただきありがとうございます。今日はこの講座に参加するきっかけと第一回講義の感想・反省点を述べたいと思います。

 

はじめに、この講座との出会いについてお話します。学校の進路室にあったパンフレットを偶然手に取り、この講座の活動内容に興味を持ちました。特に魅力に感じた点は、他校の人たちと交流し、最近の科学問題(地球温暖化や生物多様性問題などのことかなと思いました)について議論を深めたりすることができるというところです。「これはチャンスだ」と思い、すぐこの講座に応募しようと自己推薦書の記入に取り掛かりました。自分はまだまだ科学に対する知識に乏しい身ですが、図書館を使って調べ自分の意見をしっかりと持ち、この講座で収穫がより良いものとなるよう努めていきます。

 

さて、伊藤先生の「DNAと遺伝子組み換え植物」は大変すばらしく面白かったです。事前の講義動画では

①遺伝子組み換えは人為的なものだけでなく自然界にも行われていること(アグロバクテリウムを例にとっていました)。

②アグロバクテリウムという微生物を利用してイネに遺伝子組み換えを施し、糖化性を向上させる。そして、イネを有用な燃料物質にする。

ということを学ぶことができました。アグロバクテリウムは対象となる植物に感染して、こぶを作ります。その時に、Tiプラスミドというプラスミド(本来のDNAとは別に独立した環状のDNA)を遺伝子の運び屋としてその植物のDNAに送り込ませます。ちなみに空気銃を使ってDNAを撃ち込む方法や、電気刺激で一時的に穴をあけDNAを送り込む方法などもあるそうですが、一般的にはアグロバクテリウムを使った方法が使われているそうです。先生がドラえもんのことについても触れていて懐かしいなあと感じながら見ていました(アンケーターのほかにクローン培養器もあったのを思い出されました)。当日の講義も多くのことを学ぶことができました。OBからのメッセージの中では、講義の受け方を質問をあらかじめまとめておくなどの工夫でより充実したものになるとあり、自分にとってとても参考になりました。先生の質問タイムでは多くの方が積極的に高度な質問をしていて驚き,自分の方が焦りを感じてしまうところもありました。

 

他の受講生とのコミュニケーションがあまりできませんでしたので、今後はブレイクアウトルームや休み時間を活用し、様々な人と話し合って情報を共有していきたいと思います。次回の金田先生の講義は自分の興味ある分野と関係しているので楽しみです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

投稿者 : 宮城県富谷高等学校

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