当プロジェクトは平成21年度から「科学者の卵養成講座」として国立研究開発法人 科学技術振興機構（JST)の補助を受け、東北大学が高校生を育成するプロジェクトとしてスタートしました。その後、平成24年度の次世代型「科学者の卵養成講座」、平成25年度の循環型「科学者の卵養成講座」、平成26年度からはJST「グローバルサイエンスキャンパス事業」（Sプラン）の支援のもと、飛翔型「科学者の卵養成講座」として実施しました。

平成30年度からはJST「グローバルサイエンスキャンパス事業」の支援のもと、探求型「科学者の卵養成講座」として、領域横断的な発想力と試行錯誤の中で探求する「科学の眼」を育み、本学の多彩な研究教育資源を活用した高度な研究活動を通して、科学の持つ力を理解し、真に国際的な視点と新しい価値観を創造できる次世代の傑出した科学技術人材育成を目的とした探求型教育を実施しています。

さらに、令和3年11月からは「三菱みらい育成財団」の支援のもと、みらい型「科学者の卵養成講座」、令和5年10月からはJST協定事業「次世代科学技術チャレンジプログラム（小中高型）」の支援のもと、小中高大連携型「科学者の卵養成講座」が始まりました。このプロジェクトでは、東北大学を中心に、宮城県をはじめ東北・北関東地区の大学及び各県教育委員会等と連携し、12年の育成実績を元にした教育プログラムをオンライン等DX技術も活用して広域に展開し、異能な小中高校生の発掘と育成を行います。