6月21日、東北大学が高校生を対象として2009年から実施してきた「科学者の卵養成講座」が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)協定事業「次世代科学技術チャレンジプログラム(小中高型)」に新たに採択されました。
東北大学では、本学が持つ世界最先端の科学研究力と高い教育能力を活かし、次世代を担う高校生を対象として、大学レベルの教育と研究を実施するプログラム「科学者の卵養成講座」をこの15年間実施してきました。これまでに約1,500名を超える高校生が受講し、研究力だけでなく、新しい社会を開拓していく才能を大きく伸ばしています。
そして今回、小中学生にも対象を拡大した『小中高大連携型「科学者の卵養成講座」』が令和5年度「次世代科学技術チャレンジプログラム」事業に新たに採択されました。5年間の支援期間を通じ、継続的な研究力育成とともに、科学の力を社会に活かすアントレプレナーシップ育成など多彩な教育プログラムを実施します。
今後、以下のウェブサイトやポスターを通じて今年度の受講生を募集し、実施する予定です。
【次世代科学技術チャレンジプログラム】
科学技術イノベーションを牽引する次世代の傑出した人材を育成するため、初等中等教育段階(小学校高学年~高校生)において理数系に優れた意欲・能力を持つ児童生徒を対象に、その能力等の更なる伸長を図る多様な育成プログラムの開発・実施を支援するJSTの事業です。