こんにちは。山形県立山形西高校1年の大場千裕です。
第1回の講義はリモートでしたが、今回は対面での講義でしたね。
人見知りの私はとてつもなく緊張して臨みました。
大好きな男梅が食べられなくなるくらい!
そんなこんなで無事に講義が終わったということで、前回のブログに引き続き、今回も講義の復習をしていきたいと思います。
今回の講義は、1時間目が生物で2時間目が物理でした。
今回の物理の講義では、事前に動画を見て勉強していてもあまり理解できませんでした。
最先端の原子核物理を理解するのは、流行に疎い私には早いのではないかと思い、一周回って原子核物理の始まった紀元前400年ごろからのことを本を借りてきて調べました。
紀元前400年ごろ、哲学者であるデモクリトスは、物質はそれ以上分解できない微小な要素原子から成り立っているとする古代原子論を唱えました。講義で先生が言っていた通り、最初の頃の原子核物理は哲学者の仕事だったのですね。
時代をちょっとだけ進めて、1909年、ラザフォードはアルファ粒子という高エネルギーの粒子を金箔に当てたところ、大部分のアルファ粒子は金箔をそのまま通り抜けるのですが、大角度で跳ね返ってくるものがあると発見しました。
このことは原子の中に固い「粒」があり、アルファ粒子がその「粒」に当たってカチンと跳ね返されたことを示唆しています。この「粒」こそが原子核でした。
現代行われている加速器を使った実験は、目に見えないもの素粒子を見るために、何かの粒子をぶつけて、その散乱結果を分析して研究する(散乱実験)であり、その元になったのがこれのようです。
このあたりが原子核物理の始まりということですね。
原子核物理の歴史を遡ってみて、小さくて見えないものを追い求めるということはすごくロマンチックだなぁと思いました。
そしてそして、昔の科学者の見えないものを見ようとする努力はエモいなぁと感じました。
余談ですが、私は小さい頃、自分の身の回りにある物は何でできているのだろうとずっと疑問に思っていました。皆さんも思いましたよね?(圧)
今回その謎が解けたということで、過去にタイムスリップして昔の自分に素粒子自慢ができたらいいのになぁとブログを書きながら思いました。ドラえもんを一家に一台置いてほしい…(切実な願い)
私のブログは以上となります。
今回、負けず嫌いな私は、原子核物理を完全に理解できなかったのが悔しくて、講義が終わって今日までずっと原子核物理を勉強していました。
そろそろ夏休みの宿題に手をつけないと色々とやばいので、このブログを書いたら超特急で始めたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
先生や事務局の皆さん、興味深い講義ありがとうございました。
私と同じ卵の皆さん、これからもよろしくお願いします!
投稿者 : 山形県立山形西高等学校