こんにちは。
長らくブログが更新できておらず、 “long time no see” になってしまいました…東京学芸大学附属高等学校2年井上由佳です。
先日、発表会と今年度の閉校式が行われました。
私は学校推薦の枠でオーラルとポスターの2つの形式で発表会に参加しました。
私の研究の大きなテーマは植物性プラスチックの機能向上です。
1年半ほど前にタイの姉妹校と共同研究を行ったこのテーマを引き継ぎ、研究を続けてきました。
自分1人での研究ということもあり、英語の論文に苦戦したり実験がうまくいかずに悩みもがき苦しんだりした時期もありましたが、今となってはそれらも含めていい経験だったと誇りを持って言える、そんな気がします。
今回の発表会で自分の研究を形にしたことで、「こういう言い方が良かったな」と他の数々の素晴らしい発表を見る中で感じたことや「確かにこういうアプローチもあったな」と質疑応答をする中で感じたものも数多くありました。
これらは発表会に出てみないとわからなかったものであり、外に出て自分の研究を聞いてもらい、議論をすることの重要性を身を持って感じました。
科学者の卵養成講座も受講を終えた今、感じるものは研究の楽しさです。
研究には正解も終わりもない。だからとことん追求し続けることができ、結果だけではなくプロセスも大切にする。そんな研究に惹かれていく自分がいました。
研究はわからないものを明らかにしたいという好奇心と探究心から始まるものです。
これからもアンテナを高く張り、知りたいという好奇心やなぜだろうという探究心を持ち続けたいと強く思います。
そして、この1年弱でも素敵な先生方からの最先端かつ確かな知識が得られ、ほかの高校生からたくさんの刺激を受けました。
科学者の卵養成講座は、自分自身の将来進む道にもいい影響をもたらし、ぼんやりとしていた夢ややりたいことが見えてきました。
この場に参加できたことにとても感謝しています。
来年度以降も科学者の卵養成講座に何かしらの形で関われたらいいなと思っています。
ここ科学者の卵養成講座で得た知識と気持ちを大切に、次はひよことしてお会いできるよう日々精進してまいります。
事務局の皆さんや講師の先生方をはじめ、メンターさんや受講生の皆さん、そしてブログを読んでくださるなど関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
投稿者 : 東京学芸大学附属高等学校