初めまして、こんにちは。東北学院高等学校1年の多田健一郎です。このブログの投稿を長く後回しにしてしまったことをものすごく後悔しているので、せめて今からでも各講義について振り返っていこうと思います(第4回まで先延ばしは流石にやりすぎ)。
<第一回>
初めての講義、初めての東北大学への訪問、高校初めての他校・他県の人との交流、何もかもが新鮮で未知で楽しみと緊張が入り混じっていました。学校を見学しながら道を進んでいたら 500mぐらい過ぎてしまうぐらい興奮していました。そうして迎えた講義、私の興味のある植物についての講義でした。遺伝子組み換えの植物について一番驚愕したことは、テレビなどの誤情報の拡散によって印象が悪くなっていたことです。そのほかにも、研究の産物を実用化させていくためにコスト削減していくことも科学者は常に考えないといけないことは科学者は技術や学問を追求することとその成果を発表することにのみ重点を置くというイメージを一新させてくれました。
<第二回>
2回目に目標としていたこととしては、周りの人と積極的に話すということでした。というのも、第一回の時にはうまく話し合いに入れていない部分があったからです。結論から言うとうまく話せてその後も話すことのできる友達とも出会えました。反省を生かして行動に移せたこのことは自分の大きな成長になったと思います。講義の内容に関しては、まずハドロンについて、私も含め多くの卵の人は「分からない」「難しい」と思ったと思います。でも面白いなと思いました。何がといえば、、自分が考えもしなかった分野について知れたことや宇宙の未知についての研究が思っていたよりも進んでいるとともに工夫をしないととても解明できない難しいことなんだと学べたことです。バイオディーゼルの研究については、より人々の生活に結び付いた研究で私の知らなかった研究者の実情というか困難の一つや二つがありとても有意義だった。
<第三回>
今回は川内キャンパスで他の大学の教授もいらっしゃっていたことで違う雰囲気を味わえて良かったです。5つあった講義の中でも特に面白いなと思ったのは、5人目の藤原すみれさんの転写因子についての講義です。私は、その存在を全く知りませんでした。転写因子はゲノム編集や遺伝子組み換えと同じような目的で用いられるのですが、2つとは違って遺伝子をいじらない為ことで複雑な遺伝子の持つ役割を気にせずに植物を変化させれるというのが画期的だなと感じた。遺伝子の促進・抑制の役割を持った2種類の転写因子のon/offによって木がふにゃふにゃになったり、植物の背丈が異様に低くなったりする様はとてもわくわくさせられました。まだ分からないことがたくさんあるようですが、私自身として、この技術の解明が進んでいくことを見ていきたいし、研究をしてみたいなと思った。
<第四回>
第4回では酵素の話やブレインストームについての講義でした。私の学校で生物基礎を習っていた時に酵素については軽く出てきていて、「基質にのみ働くのが連鎖していくのだなぁ」と思っていたが、その仕組みはとてつもない反応加速能力があって成り立つことに驚いた。その能力があることで暗号のような代謝などの生命活動を行えているというのは神秘のようなものを感じました。ブレインストームを私は初めて来たのですが、それについて声を出しながら考えていくと面白かった。なんで声に出す方が考えていたので実際に声に出しながら考えてみると、頭の中で考えているだけよりも自分が考えていることが分かる・整理される。それによって「ならこうしよう」、「こういう考え方もあるか」みたいに指針を立てたり客観視したりすることが格段としやすいと思ったので、何か行き詰まるようなことがあれば頭の中で考えるだけではなく、声に出すことや場合によって書き出すことを使っていきたい。
次回の目標として
チームの中での協力をできるように、声に出して意思疎通を図っていきたい。そうして次回の講義の時に良い発表をしたいと思います。
投稿者 : 東北学院高等学校