はじめまして、東洋大学附属牛久高等学校1年の玉本大悟です。
今回は「サイエンスチャレンジ」についてです。
まず、サイエンスチャレンジとは何かというと、第6回講義の午前中に行われた、受講者がいくつかの班に分かれ協力して課題に取り組み、記録の良い班が勝利するというイベントです。
今回の課題は「ピンポン玉が4つ載る構造物を作ろう!」でした。これは4つのピンポン玉を載せることができる構造物を作り、その構造物の高さをどれだけ高くできるかを競う競技です。
①ピンポン玉がより高い位置にあるチームが勝ち(最も低い位置にあるピンポン玉の位置を計測する)
②割り箸は折っても割ってもOK
③モールは好きな長さに切ってもOK
④モールは割り箸をつなぎとめる以外の使い方もOK
⑤完成したらスタッフを呼ぶ
*注 ・モールの交換はなし ・測定は最大3回まで ・最大値が記録となる
・モール:30本 ・竹ひご:4本 ・割り箸:2膳
私の班は試行錯誤の末、いち早く100cmに到達することができました。前回優勝班が100cm程度と聞いていたので優勝できたかもと思いました。しかし、他の班は私の班の構造物を参考にできることもあり、85cm、95cmとどんどん追いついてきます。残り5秒ついに103cmという記録が出て、私の班は惜しくも2位という結果になりました…
さらにもっと愕然としたのは、司会の先生が講評の際に「ピンポン玉の位置が記録となるのですが、投げ上げる班は出ませんでしたね」と言ったときでした。勝手に構造物の高さを競っていると思っていましたが、確かにルールにはピンポン玉の位置とあります。なんで気づかなかったんでしょう。今思い出しても悔しいです。
その後、同じ班の人達と学食で昼食を食べながら雑談していましたが、そういえばピンポン玉の位置を測る基準点が書かれていなかったよねと言ったところ、「じゃあ天井を基準にすれば床においたチームが1位だよね」「対蹠点を基準にすれば地球の直径じゃない?」「じゃあ私は月面」「僕はイトカワの表面」…と大変盛り上がったのが一番思い出に残っています。
とても有意義な体験をさせていただき感謝しています。ありがとうございました。
投稿者 : 東洋大学附属牛久高等学校