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活動ブログ

2024. 12. 12 | 受講生ブログ(小中学生)

未知の可能性がある磁石の力 1

どうもこんにちは。仙台青陵の田邉幸喜です。今回は先日学校で講演をしていただいた磁石についてです。未知の可能性のある磁石に興味のある人はぜひ見ていってください。

皆さんは、磁場を知っていますか。

磁場って何?
☞磁場とは、磁気を持つ物体(例えば磁石や電流が流れる導線)の周りに存在する力の場です。この場は、他の磁気を持つ物体や移動する電荷に力を及ぼします。磁場はベクトル量であり、方向と強さを持ちます。
その中でもネオジム磁石が地球の中で一番最強と言われています。

ネオジム磁石は、強力な磁力を持つ磁石の一種です。ネオジム磁石は、ネオジムと鉄の合金で作られており、非常に高い磁力を持ちます。この磁石は、主に電子機器や工業用途で使用されます。

ネオジム磁石は多くの特徴があります。それがこの三つです。

 

高い磁力: ネオジム磁石は、他の種類の磁石に比べて非常に強力な磁力を持っています。

耐久性: 高温や機械的なストレスにも耐えることができます。

小型化: 高い磁力を持ちながらも、小型化が可能です。

 

小型ってどのくらいだと思いますか?なんと!1000円札と10000円札では磁場が違うんです。

1000円札と10000円札には、いずれも偽造防止のために磁性インクが使われていますが、使われている量や場所が異なるため、磁場に差が生じます。

磁性インクの量

・10000円札には、1000円札よりも多くの磁性インクが使用されています。そのため、磁場の強さにも違いが出ます。

磁性インクの配置

  • それぞれの紙幣には、特定のパターンで磁性インクが配置されており、この配置によっても磁場に違いが生じます。

 

これらの磁性インクは、自動販売機や銀行のATMなどで紙幣の真偽を確認するために使われています。これによって、偽造防止の精度を高めています。こんなところにも、磁石は使われているのですね!

文章だけですみませんでした。興味を持っていただけたら嬉しいです。ありがとうございました。

投稿者 : 仙台市立仙台青陵中等教育学校


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