淑徳与野高校2年大西悠凜です。初めてのブログで拙い文章ではありますが一読いただけると幸いです。先日参加した第1回科学者の卵養成講座を通して感じたことを、書き留めておこうと思います。
去る6月28日。「杜の都」にて、全国から「科学者の卵」たる有志が一堂に会した。その個性の煌めきに私は圧倒され、自分の世界が大きく拡がっていくのを実感した。
遺伝子組み換えの講義はとても分かりやすく、その技術が保健医療分野においても進歩に大きく寄与していると知り、今後の更なる発展に期待が膨らんだ。
しかし、将来的に有望な遺伝子組み換え植物を想定し、その具現化についての手法と共に論じるという課題は、思った以上に大変ハードなものであった。一日中悪戦苦闘した結果、何とか書き上げることは出来たものの、思考を形にする過程には、何段階もの難関を突破する根気と、相応の努力が必要なのだと思い知った。
課題に英語のレッスンにと、今後一年間、多忙な日々が続くであろう。しかしこれは自分を高める好機に他ならない。「卵の殻」を破れるよう、目の前のことに一つ一つ必死で取り組み、自己研鑽に励みたい。
また、先輩方からの応援メッセージは、自身のモチベーションを高める上で大変貴重な経験であった。「卵」のうちから関心の幅を拡げていって、各々の場所で研究に勤しんでおられる姿がとても眩しかった。どの先輩方も、とにかく楽しんで、多くのことに挑戦すべきと仰っていて、大いに励まされた。背中を押してくれた先輩方の後に続きたいと思った。
そんなこんなで、科学の世界に飛び込む覚悟を決めた一日だった。
投稿者 : 淑徳与野高等学校