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活動ブログ

2025. 08. 04 | まちかどサイエンス

花火と科学

みなさんこんにちは!長岡高校1年の髙橋花音です!先日、近所で長岡まつり大花火大会が開催されたので、「花火と科学」をテーマにまちかどサイエンスを書いていこうと思います!(自分ばかり投稿していることに少々後ろめたさは感じていますが、そもそも私がこれを書いている目的はより多くの皆様に科学を身近に感じてもらう事なので、あまり堅苦しくなりすぎず、ネタが尽きるまで書いていこうと思っています)

①炎色反応と花火                                              おそらく花火と炎色反応に密接な関係があるというのはおそらく皆知っていることだと思います。「ストロンチウム」などが有名どころですね。一度は耳にした事があると思います。では、そもそも炎色反応自体が起こるメカニズムを知っていますか?おそらくあまり世間に知られていないので、今回は炎色反応のメカニズムについて書いていきます。

「炎色反応」は、金属を火で炙る訳ですから、当然熱によって金属の原子は温められます。温められた金属原子はエネルギーを吸収し、電子が通常より外側の軌道に移ります。(下図参照)この際、原子は非常に不安定な状態になります。しかしこの軌道は不安定すぎるので、また元の軌道に戻ろうとします。この時、元々吸収していたエネルギーが光として発散されるので、「炎色反応」が起きるというわけです。

ちなみに金属によって炎色反応で発生する色が違うのは、エネルギーを光として発散する際に、金属によって発生させる光の波長が違うためです。

ちなみに写真では長岡花火の良さは100万分の1も伝わっていないので、皆様ぜひ来年は長岡花火に来てください!

投稿者 : 新潟県立長岡高等学校


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