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活動ブログ

2025. 09. 15 | 受講生ブログ(高校生)

第4回講義感想、バイオ燃料で動くバスの紹介

おはようございます。宮城県古川黎明高等学校1年の千葉隆杜です。いや〜暑いですねぇ。第4回講座の当日は私が東北大学へ通い始めてから初めての雨(事情により2年ほど前から周辺に通っています!普通の傘を持とうか迷いましたが、酸性雨で髪の毛に異常が出て来るよりは良いかと、持っていきました。

さて、今回の講座は「国内資源の循環を考える〜バイオ液体燃料の活用〜」と題し北川尚美先生による講義が行われました。私は機械工学と化学に興味がある上、今年やろうとしていた研究(コロイド触媒と廃食油燃料)でもあったため、とても楽しみにしていました(その研究は学校で行うのに危険すぎるということで断念せざるを得ませんでした)。

事前動画ではエステル交換反応などの化学反応についての説明があり、自分が知っている内容だと思っていましたが、実際は先生の経験とバイオマスの実情のような話でした。特に衝撃だったのは次世代ジェット燃料「SAF」と呼ばれる廃食油から作られるバイオ燃料についてのお話でした。また、日本のバイオマス資源は外国に輸出されバイオマス燃料にされているということでした。環境適合性と経済性の両立は難しいと思いました。また、自動車には10〜20%ほどバイオ燃料が含まれていることを初めて知り驚きました。まさかもう使われてるなんて…。研究を行おうと思った時に色々調べていたのですが、知りませんでした。ただ、一般市民は目の前かつ家計に直結する価格を気にします。僕も100円均一の店はよく使うし、スーパーのタイムセールには食いつきますからね(実際には買わない)。環境適合性と経済性の両立は環境保護と人間心理の両立に不可欠でしょう。

その後、ロジスピの担当者の方から徹底ディクテーションについてお話がありました。私は英語は得意な方ですが、とても参考になる話がいっぱいありました。ディカッションの際はバス通学の特権として、バス停1区間あたり単語を覚えバス停の名前とくくりつけるということをしていると話しました。ちなみに乗っている路線は30個ほどバス停があるため、朝の時間に30個覚えることでその日の単語テストに備えることができます。ちなみに英語は得意と言っていますが、ロジスピは2回ほどしかできていません…(スピーキングテスト済)。残り4ヶ月で8回なので、1ヶ月3回以上やれば終わりますね!!(死亡フラグ)

なお、natureのプレゼンですが、私はスマホを持っていないため、Wifiがある自宅と学校、卵の行き帰りの高速バスぐらいでしか使えません。とにかく不便ですが、隙を見てチャットで話し合いを行いたいと思います。

ところで、我が校がある大崎市古川では、ミヤコーバスが運行するバイオ燃料バスに乗車することができます。なお詳細は明かされておらず、古川駅前のバス停のベンチに「このバスはバイオディーゼル燃料で走っています。」というメッセージがあるのみです。

KODAK Digital Still Camera

一方鉄道では広く公開された実証実験が行われています。JR九州では気動車にとんかつを揚げた廃食油を燃料源として用いています(アイキャッチ画像の車両)。また、東武鉄道では1年前ほどにディーゼル機関車にバイオ燃料「B5」を燃料に混ぜて使用したほか、SLにバイオコークスを入れて走らせました。

まぁなかなか普及が難しいバイオ燃料ですが、徐々に広がっていくものだと思います。

次回はいつかわかりませんが(鉄フェスと被りそう…)、また会場でお会いしましょう!

後…お互いテスト頑張りましょう。

投稿者 : 宮城県古川黎明高等学校


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