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活動ブログ

2025. 09. 16 | 受講生ブログ(高校生)

第4回 ~バイオ燃料の裏話~

こんにちは!宮城県仙台二華高等学校1年の正宗凛久です。

 

先日、科学者の卵養成講座第4回がありました。今回は特に印象に残った二つのポイントを書きたいと思います。

余談ですが、二華では三連休を挟んで定期考査があり(同じ人もいるかもしれません)、レポートと勉強で多忙な三連休でした。しかし、第4回講座はそれを忘れさせてくれるくらい、実りのある回でした。拙い文章ですが読んでいただければ嬉しいです。

 

・バイオ燃料から学ぶ環境保護への姿勢

今回の講義のテーマは「~バイオ液体燃料の活用~実用化編(裏話)」でした。ざっくり説明すると、バイオ液体燃料とは、バイオエタノールなど動植物由来の再生可能な燃料で、実質二酸化炭素排出量がゼロになるカーボンニュートラルな燃料としても知られています。そんなバイオ液体燃料ですが、日本では加工コストの問題からその多くを輸入に依存しています。一方、日本国内には間伐材や農業廃棄物などバイオ燃料のもととなる資源が豊富にあり、「国内資源をもっと有効活用すべきだ!」という主張がありました。今日では、環境保全の取り組みがテレビなどで頻繁に流れていますが、その裏には、コストをはじめとする問題が多く存在し、物事を多面的に考えることの大切さを学びました。

また、必要以上の豊かさというのも課題だと思いました。リップクリームをはじめとする化粧品には油分が多く含まれており、これをバイオマス燃料で代替することで多少品質は下がっても環境負荷を抑えられるという取り組みでした。化粧品だけに関わらず、水をはじめとして必要以上の豊かさは環境に負荷を与えてしまいます。人のわがままさについて考えさせられました。

 

・将来の夢の実現

これは講義のテーマとは少しそれるかもしれませんが、夢の実現についてとても大切なことを学びました。諦めずに夢を実現させるには、長所短所の考え方、目標の設定、原因を探り、できると信じ続けることの3つがとても重要だと知りました。ご存じかもしれませんが、私の好きな大谷翔平選手も高校生時代に目標達成シートを作っており、講義の途中に大谷翔平選手の影が頭にちらつきました。私も、頑張っていこうと励みになりました。

 

最後に

科学者の卵養成講座も第4回になりました。開講当初は、少し緊張の気持ちもありましたが、最近は毎回の講座がとても楽しみです。グループワークではみんなでアイデアを出し合い、色々な人とコミュニケーションをとることは本当に良い経験になります。そして、私自身も1年生として多くのことを学ばされます。これからも、ポジティブな気持ちで講義に臨んでいきたいです。

投稿者 : 宮城県仙台二華高等学校


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