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活動ブログ

2025. 12. 03 | 受講生ブログ(小中学生)

電池の歴史と仕組み

皆さんこんにちは。ホライゾン学園仙台小学校の宮路曜全です。11月30日、HOKUSHU仙台市科学館で「化学変化と電池の変遷」という科学実験教室に参加しましたので今回は電池の歴史と仕組みについて書こうと思います。

意外と知らない電池の歴史

皆さんは電池がいつできたか知っていますか? 正解は1800年でした。誰が発明したかというとイタリアのアレッサンドロ・ボルタです。発明された電池の名前はアレッサンドロ・ボルタのボルタをとってボルタ電池と名付けられました。私はこの科学実験教室でこのボルタ電池を作ったのでもっと詳しく説明しましょう。

ボルタ電池の仕組み

ボルタ電池はプラス極になる銅板とマイナス極になる亜鉛板と電解液の希硫酸があればできてしまうとても簡単な構造になっています。仕組みを話すと中学校の内容になってしまうので知らない人もいるかもしれないので、できるだけ簡単に説明します。

1.亜鉛板の方では亜鉛が酸化して亜鉛イオン(Zn²⁺)と電子(e⁻)が発生します。亜鉛イオンは水溶液の中に、電子は亜鉛板に移動します。

2.電子が銅板に導線を伝って移動します。このとき電流が流れます。

注意!電子の移動する向きと電流の向きは反対なのでそれぞれの極を間違っているわけではありません。

3.銅板の方では電子(e⁻)が水溶液の中にある水素イオン(H⁺)と結びつき水素(H)ができ、それが他の水素と結びつくことで水素ガス(H₂)ができる。

おわりに

実はこの科学実験教室ではこのあとダニエル電池も作ったのですが、書くと長くなるのでまたの機会にします。

投稿者 : ホライゾン学園仙台小学校


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