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活動ブログ

2026. 03. 06 | まちかどサイエンス

卵サイエンティストのつれづれ露頭探検 その②野田漁港の野田層群

お久しぶり、あるいは初めまして!

岩手県立久慈高等学校2年の滝澤光来です。

前回の投稿が8月4日でしたのでかれこれ

半年ほど経過してしまいました。m(_ _)m



さて、気を取り直して。



第二回目の投稿では前回と引き続き

野田層群を取り上げたいと思います。

 


野田層群は久慈市から野田村にかけて連なる

地層群で、その中でも特に地層が間近に

感じられる野田漁港は、広大な三陸海岸の

一部である十府ヶ浦海岸(とふがうらかいがん)に
面しています。



ここで少し脱線するのですが、

みなさん平重盛公をご存知でしょうか??

中学校までの教科書だと習うか習わないかは

微妙なラインですが、歴史好きなら一度は

耳にしたことがあるはず!なぜなら、そう。



あの平清盛公の息子にあたる方なのです!

(ここ重要)



まさか身近に源平盛衰記を読んで以来自分の

大好きな偉人に関連するスポットが

あったとは!地元よ、もっと宣伝しよう(笑)



そして、この野田村の長根浜にも平重盛公に

まつわる逸話が残されています。

1175年、宋の霊隠寺へ黄金を送り、

息子二人を派遣するなどして平家の安泰を

祈願させた平重盛。そんな重盛ですが、

珊光国師らとともに「帰国するぞ!」という

時に、運悪く船が大しけに遭ってしまいます。

そして流れ着いたのが、

野田村の長根浜(現在の「大唐の倉」)だと

言われているのです。



--わぁお、ろまんちっく。

岩手県は奥州藤原氏等の影響なのか源平関連の

逸話が各地にあるのですが(史実かどうかは

別として)、こんな綺麗な場所に流れ着いたなら

重盛公も流されてラッキーだったのかも??




ここで話を地層に戻しましょう。

三陸ジオパークは英紙タイムズにも

取り上げられるほどの景観を誇っていますが、

すごいのは景観だけではありません。

なんと言っても、

義務教育で取り上げるのに

これでもかというほど最適なスポット!





礫岩層の上にコンボリュート葉理をもつ

凝灰岩層。

(コンボリュート葉理とは、

堆積岩の薄い層(葉理)が波状・渦巻き状に

乱れ、複雑に変形した堆積構造のことです。

他にも神奈川県三浦市城ヶ島等でも見ることが

できます。) 







上の写真みたいな巨大な流紋岩も発見⭐️

私は見つけることができませんでしたが、

AMEBAブログの崖めぐりさんによると

炭化した木片赤色チャートの礫もあるそう。

また行った時は探してみようと思います。



今回の記事はここでお終いです。

地元でもフィールドワークを通してでしか

分からないことはまだまだあると思うので、

科学者の卵の過程を修了した後も、

色々なところを改めて巡ってみたいです。


【参考文献】
(1)野田村観光ナビ,大唐の倉,
   https://www.noda-kanko.com/
   kankou/spot/daitouno-kura.html
   閲覧日2026-3-6
(2)崖めぐり,岩手県野田村 野田漁港の地層,
   https://ameblo.jp/ge041ife/
   entry-12948238065.html
  更新日2025-11-27 22:14:51,
    閲覧日2026-3-6





投稿者 : 岩手県立久慈高等学校


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