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活動ブログ

2022. 08. 03 | 受講生ブログ(高校生)

卵育成日記①

 ブログを読んでいる皆さん初めまして!宮城県仙台第三高等学校の亀井絵莉菜と申します。第二回講座を終えてからの投稿と、遅ればせながら参加させていただきます。

 今回が初投稿ということで、第二回講座の感想と、私が科学者の卵に応募した理由について書かせていただきます。

 

[第二回講座を終えて]

 

 今回の講座は、どちらも奥の深い研究で、今でも理解が及んでいない部分もあります。今回は自分の理解を深めるためにも、本講義の感想をお話しさせていただきます。

 

 まずは渡辺先生の[進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性]という生物分野のご講義からお話しします。この講義は、前回の遺伝子組み換え植物の話題と共通している部分もあり、前回のご講義を踏まえてお話を聞くことができました。みなさんは、自家不和合性という言葉を聞いたことはありますか?私は今回の講義で初めて耳にしました。ですが、そこまで難しい言葉ではなく、中学校で習ったメンデルの遺伝子の話を少し発展させている内容でした。自家不和合性を一言でまとめると、植物の近親相姦を防止する役割を果たす性質だそうです。逆に、近親相姦を受け入れる自家和合性という性質もあります。
 これだけなら想像に難くありませんが、今回の講義の醍醐味はここからで、進化論を唱えたダーウィンによると、自家不和合性を有する植物を自家受粉させていくうちに、自殖弱勢という自家受粉による弊害が見られなくなった株があったそうです。遺伝子操作などの特別なことは何もせずに発現した現象なので、自然界では何度も起こっていたのではないかと私は思いました。どうして起こったのかについてはまだ解明されていないそうなので、いつか機会があれば発現の仕組みについて研究してみたいと思います。私が興味を持っている遺伝子工学に近い分野のお話だったので、とても興味深く、面白かったです。キャリア教育の際に再び渡辺先生のお話が聞けるということでしたのでとても楽しみにしております。

 

 次に、金田先生の[クォーク多体系の実験研究]についてお話しさせていただきます。こちらの講義は非常に難しい内容で、理解をするのに精一杯になってしまうほどでした。改めて自分の未熟さを痛感したので、今の気持ちを忘れないためにもここに今回のお話について書かせていただきます。本講義では、クォークと呼ばれる複数の素粒子の間に働く力である、”核力“の研究をどのように行なっているのか、ということについてのお話を聞くことができました。皆さんは加速器という言葉を耳にしたことはありますか?核力は、クォークが非常に早く動いていないと運動の仕方についての計算をすることができません。ですが、自然界でクォークが早く動くことはまずあり得ないので、加速器によって恣意的に速く動かすことが実験の前提条件となります。つまり、加速器は核力を調べる実験において必要不可欠なものです。(しかしながら、加速器発明以前には宇宙線を用いて観察し、核力について調べていたようです。)では、加速器を用いてどのように実験を行うのかと言いますと、想像以上にシンプルでした。簡単にまとめると、加速器を用いて運動エネルギーを上げ、電力や磁力を加えた時の運動の様子を調べた後、実際に衝突させた時の様子を調べるのだそうです(私自身の理解が及んでいないため、語弊があるかもしれません)。何もかもが今までと違う実験というわけではなく、根本的には私たちが常日頃授業で行なっている実験と似ている部分もあるのだと思い、日々の実験の重要性を感じました。
 また、一つ疑問も生まれました。それは、加速器の仕組みについてです。今回のお話では、残念ながら聞くことができませんでした。ですが、加速器には丸く円を描いたようなものだけでなく、直線的な形をしたものもあるようで、その形の違いが速度に影響するのかなど、質問したいことがたくさんあります。今回生まれた疑問に関してましては、ポートフォリオにて質問できればと考えております。初めて質問をするので少し緊張していますが、より学ぶを深めるために頑張ります。

 

 本講義は私にとって非常に難しい内容であったために、私が間違った解釈をしている箇所が多く見受けられるかと思いますが、ご了承ください。

 

 

[本講座の志望理由]

 

 私自身、高校に入学してこんなにも早く東北大学と関わる機会をいただけるとは思っていませんでした。中学生の時はどうやって大学が募集しているイベントに参加すればよいのか全く知りませんでしたし、大学レベルのイベントに自分が参加できるとも思っていませんでした。実際、今もハイレベルな質問をしていらっしゃる他の受講者の皆さんを見てzoomでの講座に緊張しています。

 

 ではなぜ本講座に応募し、受講させていただいているかと言えば、とある漫画が好きだったからです。みなさんは「進撃の巨人」をご存知ですか?簡単にまとめれば、主人公が巨人と戦う話なのですが、その迫力のある絵や、想像できないような場面展開から人気を人気を誇っている漫画です。ですが私は、仲間が死んでいくうちに段々と揺らぐ、命に対する倫理観の描写に引き込まれていきました。進撃の巨人を読み進めていく中で、生命倫理に強い興味を持った私はいつのまにか、医療ソーシャルワーカーという、病院で治療を受けている患者さんの生活や、家族関係の相談を受ける職業に就くことを目標としていました。そんな中で、本講座を受けるきっかけとなったあるニュースを目にしました。それは、豚の臓器を人間に移植することが可能になるかもしれない、というものです。ここから、遺伝子工学や、分子生物学に興味を持ち、本講座に応募する運びとなりました。

 

 ですが、身近に私と同じ分野に興味を持つ人はなかなかいなかったので、(自分にとって)マイナーな分野に興味を持つ人を受け入れてもらえるのだろうか、と心配しておりましたが、晴れて本講座を受講させていただけることになりました。今思うと大袈裟ですが、なんだか人と違う分野に興味を持っていることを肯定していただけたようで、とても安心したのを覚えています。今まで例外的存在だと感じていた遺伝子の分野も、早速第一回講座で受講することができ、嬉しく思いました。また、せっかくの他分野のお話を聞ける機会ですので、遺伝子分野のみならず、他の講座でも最大限の学びを吸収できるような、充実した活動にしたいと思っております。

投稿者 : 宮城県仙台第三高等学校


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