こんにちは。八戸聖ウルスラ学院高等学校1年の川口修治です。私の住む八戸は朝夕の気温が15℃を下回るようになりかなり涼しくなってきました。
今年、うちの庭で変わった朝顔が咲きました。朝顔に詳しくなかったので色々調べてみたら、変化朝顔ではないかという結論に至りました。自然交配のよるものと品種改良によるものもあるらしいです。これらは出物とよび、花が咲いたとしても種を採取することはできないことが多いそうです。そのため、正常な子葉を「正木(まさき)」として育て、その中で少し違った花を咲かせたものを「劣性遺伝子を持っているかも」と選別し種を採取しておき、その種を交配させ、その種から変化朝顔が咲くのを待ちます。
江戸時代に朝顔の品種改良ブームがあったそうです。上にかいた方法で変化朝顔をつくり、楽しんでいたようです。現在ではメンデルの法則「劣性遺伝子を持つ個体同士を交配させれば4分の1の確率で劣性遺伝子しか持たない個体が発生する」が知られています。江戸時代ではまだこの法則は知られていなかったはずなので経験としてこの法則を利用していたようです。
種ができているものもありましたので来年植えてみようと思います。どんな花が咲くか楽しみです。
読んでいただきありがとうございました。
川口修治
投稿者 : 八戸聖ウルスラ学院高等学校