皆さんこんにちは。仙台二華中学校の正宗藍です。
9月6日の研究発表会では、仲間の皆さんの研究発表を聞いてとても勉強になりました。不思議なことに「結果はうまくいきませんでした」という発表のほうが心に残って、その後帰宅してから頭の中でもやもやと色々考察が膨らみました。うまくいかなかった研究発表も、とても意味があり大事なのだなと分かりました。
ところで、今日は家で簡単にできる、きれいなガラス玉工芸の紹介をします。
部活動や勉強に疲れたとき眺めると、キラキラと癒しのアイテムになりますよ!
①フライパンで10分ビー玉を回しながら炒る(サラダ油はしきません)
②10分炒ったビー玉をそっと氷水の中に通す
③ピキピキっと音がしてビー玉にひびが入り、クラッシュビー玉の出来上がり!!
写真でみるように、ひびがオーロラのように波波になって入り虹色に輝きます。
原理は以下です。ガラス玉が加熱され膨張しますが、氷水で急冷することで体積が縮もうとします。この時、ビー玉のひずみや表面の傷などにより、冷却されるときの温度変化が不均一となり、縮む力も不均一となるため、ひびの入り方が不規則になるそうです。同じものが一つと無いオリジナルビー玉の完成!!というわけです。
私が作ったときは、大きなビー玉は10分熱してもひびは入りませんでした。大きいほうが傷もつきやすいし、歪も大きいはずなので割れやすいはずです。なぜ割れなかったか、考察してみました。①虹色のコーティングがされており、膜ができて割れにくかたった。②大きいため十分温まらなかった。③ひずみも傷もない完璧なビー玉だった。大きいビー玉もとても熱かったですし、100均で購入したありふれたビー玉だったので、たぶん原因は①が濃厚かなと考えています。10分以上炒ったり、オーブンでもっと熱くすると、氷水で冷却したときに、球が粉々に砕けてしまうこともあるようです。
今度、加熱する時間や温度をかえて、クラッシュビー玉作成でどんな違いがでるのか、研究してみようかなと思いました。
投稿者 : 仙台市立八幡小学校