どうも初めまして。仙台青陵の田邉幸喜です。
今日は年に一度のレアイベント、角田宇宙センターの一般公開に行ってきました。僕はイの一番に宇宙食の試食コーナーに向かいました。そこではパンの試食をしたのですが、普通においしかったです。しいて言うなら、少しパサパサしていました。ほかにはからあげくんや柿の種などもありました。話によると、宇宙食は意外と栄養素が豊富であるようです。見た目によらず栄養素があるのが不思議に思いました。
皆さんも宇宙食について調べてみてください!面白い種類があったりして興味深いですよ!
さて、燃料を補給したあとは、お待ちかねのロケットエンジンや試験設備を見学しました。
そこでは、供給系試験設備(FETS)と高空燃焼試験設備(HATS)を見学しました。
最初にFETSの巨大な燃焼筒の中に入りました。ここは、ターボポンプで燃焼室に送り込まれた後の水素燃料を巨大なバーナー(12本)で燃やし、それを冷やして排気する設備でした。実験する際は床に水を張り、スプレーで水を掛けながら炎を急激に冷やし、水蒸気にして煙突(?)から外に出すそうです。
次にHATSに行きました。HATSは、水蒸気を高速で噴出させることにより設備内を真空状態にし、真空で燃焼実験を行っているそうです。ここは、バスから見ましたが、とても大きい設備でした。
最後に未来のロケットエンジン(ラムエンジン)の開発研究の様子を見てきました。これは基礎燃焼風洞と言って大きなタンクに人の呼吸の200倍の空気が貯められて、それが一気に解放されることにより、熱が発するそうです。この原理がエンジンに使われているようです。この研究が成功すると、飛ぶ速さは、マッハ4~10にも達するそうです。また、省エネエンジンで今の燃料の半分で飛べるそうです。
皆さんもぜひ、来年に角田宇宙センターに行ってみてください!!
投稿者 : 仙台市立仙台青陵中等教育学校