こんにちは。富谷高校2年安倍魁星です。今回は、自宅の周辺に咲いていた花を紹介します。
近くの路地に二種類の花が咲いていました。
ひとつは、セイヨウフウチョウソウというフウチョウソウ科の植物。別名クレオメ、漢字にすると「西洋風蝶草」です。その名の通り、蝶が舞い上がって飛んでいる姿からついたそうです。明治時代に観賞用として入り、こぼれた種から育つこともあるようです。近くの家に似たような花があったので、何らかの理由で種が運ばれたのだと思います。
もうひとつは、イヌタデというタデ科の植物です。別名アカマンマ、漢字で「犬蓼」と書きます。「アカマンマ」は花が赤飯に似ていて子供のままごとに使われていたことから名づけられたそうです。ちなみに、似た花としてハルタデがありますが、前者は道端や荒れ地などのごく普通に生えていて、後者は水田などの湿ったところに咲くそうです。機会があったら、ハルタデも探してみようかと思います。
花の名称には、その花の特徴が示されていたり背景があったりするので、面白いなと思いました。今後も調査を続けていきます。
〈出典〉
➀ハンディ図鑑 野に咲く花/林弥栄/株式会社 山と渓谷社
➁都会の草花図鑑/秋山久美子/八坂書房
投稿者 : 宮城県富谷高等学校