こんにちは
米沢興譲館高等学校の土屋心宇です。
皆さん、Girls’ Rocketry Challengeという単語を聞いたことがあるでしょうか。
これは、日本モデルロケット協会主催、株式会社リバネス企画、運営担当として、ロッキードマーティン協力のもと、理工系に興味のある女子中高生を対象としたSTEM教育プログラムです。
約半年間、たくさんのサポートを受けながら、モデルロケットという、小型のロケットの制作に挑戦します。
そして、JAXAで行われる、全国大会に出場することができる取り組みとなっています。
ロケットをつくってみたいけど、どこから始めていいかわからない…このようなことを考えている人も多いのではないでしょうか。
そのような方々こそ、ぜひこのプログラムに参加をしてほしいです!
モデルロケットは、比較的制作が簡単で、規定に反していなければ様々な素材のもので部品を代用することができます。機体を軽くするためにボディをケント紙にしてみたり、滞空時間を長くするために、パラシュートを大きくしてみたりなど工夫できる点がたくさんあるのです!この部品だととても高く飛んだ、この構造にしたら丈夫になったなどの、楽しさや嬉しさをぜひ味わってほしいです。
どのような素材をつかえばいいか、どのような形にすると遠くまで飛ぶことができるのかなどの専門的な知識は、教えていただきながらロケットの開発を進めることができます。ですから、知識が0の状態でも、安心してモデルロケットの開発をスタートすることができます。
中間発表では、他の高校の生徒さんとのモデルロケットを見て、どのような面で工夫をしているのか学ぶことができます。この素材の糸を使ったら絡まらなくなった、パラシュートが○○㎝のとき、ボディの直径は□㎝にすると良いなど、吸収できることがたくさんあります。
さらに、このプログラムはモデルロケットをつくるだけでなく、ロケットについての知識や、研究について学ぶことができます。昨年のプログラムでは、実際に研究室に訪問して、現在行われているロケットの研究を見学しました。
モデルロケットの作成に興味がある人のみではなく、ロケットについての知識を得たい人にとっても、いい機会だと思います。
ですが、女子の皆さんしか参加できないプログラムとなっております。男子生徒の皆さんは、自力で頑張るか、参加している女子生徒さんから情報を吸収してください。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
興味をもった方がいれば、モデルロケットに興味がある友達、先輩、後輩を誘って、応募してみてください。
全国で3校しか採択されませんので、このチャンスをお見逃しなく。
最後に、一番最初にモデルロケットを作成した時の打ち上げ会の時の写真と、全国大会の会場の写真を添付します。
アイキャッチ画像が横向きなのは、深い意味があるのではなく幅がおさまらなかったからです。
※応募する際は、先生などの許可を取ったうえでの応募をよろしくお願い致します。
投稿者 : 山形県立米沢興譲館高等学校