たまご受講生の八戸北高坂本由衣(A-035)です。
この日は科学者の卵養成講座の記念すべき第1回目!1年ぶり2回目の東北大学来訪。ソロ新幹線&地下鉄にビビりながら会場到着。
会場で北高の後輩さんを発見。悩みやあるあるを共有してひと時を過ごし、新しい仲間が生まれたところで開講式開始。
開講式で印象に残った先輩受講者のお話を紹介。それはたまごはオムニバス形式の授業だということ。ひとつのテーマ•多トピックのオムニバス授業は高校の聞く授業とは違ってイメージが湧いたり、最先端の技術を学ぶことでモチベーションやアイデアに繋がるようだ。このお話のあとの元素の並びのお話もとても興味深かった。また、化学•生物•物理の塊のPET検査のお話で、やはりたくさんの分野で知識をつけておいたほうがより良い技術を生み出すことができるのだろうなと感じた。「将来役に立たないだろう」とよく言われているような勉強の意義は、ここにあるのだろうか。
最重要の講義は、高校の授業で習った遺伝子の話とあってわかりやすかった印象。植物の力を借りてたくさんの動物が助けられるのはとても素晴らしい技術だと感じる。やはり、いい技術が世界に広まるためには価格の問題は付きものなのだと実感。売り手•買い手に利益が出るようなものを生み出すことも研究者の仕事なのだろう…。
そんなこんなで第1回目の講義終了。質問タイムへ。みんなたくさんの質問をしていて尊敬!中でもヒトとサルの1.2%の違いはどれほどの大きさに感じるのか、という質問は自身に無かった視点で面白かったし、微生物由来の抗菌タンパク質との差はなにか、という質問はもっている知識の深さを感じてすごいなと感じた。
ごった返す仙台駅の中で揉まれながら帰宅。農学系希望の私にとって刺激になる授業でとても楽しかった。…と満足しながらも次回からの、自身の知識が薄い分野の講義に不安を感じたりしている自分もいる…なにはともあれ大緊張の初回講義を終えられて一安心。次回は仲間との対話が積極的にできるよう頑張る‼︎
p.s. レポートが難しすぎて苦しみながら記入。次回のレポートに怯えて次回講義を待っている日々…
投稿者 : 青森県立八戸北高等学校