こんにちは、青森県立八戸北高等学校の坂本由衣(A-035)です。
蝉の声が響き始めた7/20第2回講座を終え1日が経過。(写真は植木についていた蝉の抜け殻。去年のOCでも発見したため工学部キャンパスは蝉の宝庫?)
今回の講座の率直な感想や自身の成長を記すことにする。
この日の講座①は、物理学は原子核・ハドロン物理学について。事前動画を何回巻き戻しても明確には理解できなかったため不安な気持ちで参加することに。今回講座を共にする仲間も同じ気持ちでいると聞いたり、講師の金田先生も「知ってくれるだけでもいい」と仰っていたりして安心。講座を受けて、やはり環境や人間のために直接関わるわけではない分野なので突き詰める熱意はどこから生まれてくるのだろうなと純粋に興味が湧いた。やはりロマンなのだろうか。また、小さな世界の極限を求めた結果非常に広大な宇宙を紐解くカギになりうることはとても面白いなと感じる。ちなみに物理学に触れていると、いつも物理の授業で苦しんでいる友達の姿を思いだされて気の毒な気持ちになる。彼女も私と同じ気持ちなのだろうか…
講座②は、工学はバイオマス液体燃料について。今、個人的に学校で取り組んでいるリサーチクエスチョンが資源の循環についてだったのでホットな話題で嬉しい。資源を農学3業(農業・漁業・畜産業)だけで循環させることだけを考えていたので新たな視点を得られてよかったと思う。今まで「利益より環境」と考えていたので、技術の発明と発展には経済と実用性と環境を同時に満たす必要があると改めて知り研究者の難しさを感じた。しかし同時に、利益発生の兆しがある技術を独り占め(1グループ占め?)できる可能性があるため、研究職の夢を垣間見た。技術を実用化させようとするときに人の知識や不安に妨げられていたとお話されていたので、新しい技術の採用の是非を問われたときには、正しい情報を得て理解してから判断できるようになりたいなと感じた。やはりたくさんの情報を取りに行く姿勢は大切だ。
さらに、今回の講座を通して新しい仲間ができた。学年や兄弟の年齢、学校の小テストなど共通点が多くて驚いた。受け身な態度はまだ抜けていないが、講座を共にする他校の仲間ができたことは大きな成長なのかなと感じる。レポートは自分にはまだちょっと苦しいが、志高い仲間ができて良い活動だなと改めて思う。
次回はもっとたくさんの仲間と意見交換することを頑張る。以上
投稿者 : 青森県立八戸北高等学校