こんにちは。仙台白百合学園高等学校1年の三岡茉央です。11月になりました。落ち葉も舞い、銀杏も綺麗に色づき秋らしさを感じる今日この頃です。そして、今日から気温も下がり始め、肌寒くなってきました。インフルエンザも流行していると聞きます。乳酸菌飲料の中には、インフルエンザに効果的な種類もあるので、私は、愛飲しています。今年も、乳酸菌で腸内環境を整え、健康に過ごせるよう配慮していきたいと思います。
さて、10月7日(土)に行われた第5回の講義について書かせていただきます。
1つ目は、大関先生の「量子アニーリングと未来の情報科学」についての講義を受けました。「量子」と聞いて、物理の分野の中でも、難しい分野だと思い、講義に望みましたが、情報の分野の研究だと知り、情報化社会の中で、今後より一層発展していく分野だと思いました。先生の講義もYouTubeライブ配信で、私にとって新鮮に映りました。ライブ形式なので、質問もをすぐに受け答えしていただき、受講生が、身近に感じられる配信だったと感じます。「量子アニーリング」は、私たちの生活を最適化するためのもので、様々なものに活用されていると知りました。信号機の調整や交通渋滞の緩和、工場の物流、金融市場、避難経路などに活用されており、色々な分野で効率的に活用されていることが分かりました。既存のコンピューターとは異なり、人々が悩んでいることを配分したり、調整したりすることが得意という性質をもっており、人々と密接した関係があると感じました。
2つめの講義は、北川先生の「21世紀のがん医療~Precision Medicineと遺伝子医療」についての講義を受けました。医療については、大変興味関心のある分野だったので、とても楽しみにしていた講義でした。今回は、がんについての講義でした。特に、日本人の二人に一人ががんに感染すると言われている現代、がんは、日本の死因の第1位となっています。本当にとても恐ろしい病気だと感じます。感染してしまったら、生存率も5年から10年となることが多く、誰もが罹りたくない病気でもあります。そのため、がんに罹らないよう、普段から予防に努めていかなければならないと強く感じました。現在は、がんの研究も進み、がんの治療法も多様化していることを知りました。治療薬や抗がん剤の研究開発がされている一方、重い副作用に悩んだり、健康な細胞まで弱体化してしまい、体力が消耗してしまうというリスクもあるので、個々のがんに合った治療薬や抗がん剤の研究やゲノム医療なども進められているとおっしゃっていました。ワクチンについても、日本人は慎重で、ワクチン接種率が低いとお聞きしました。ワクチンによる正しい知識を身に付け、感染リスクを減らす取り組みが、病気に感染しない取り組みになると思いました。
最後に「科学記事を読みこなす:地球の未来を考える討論会」の発表会がありました。現在、環境問題となっている海洋性プラスチック問題の話しから、テーマを広げ、それぞれの班が話し合い、研究を進めました。生分解性プラスチックや食品ロス、ごみを減らすための工夫など、様々な発表内容で、とても学びを深めることができました。私の班は、「次世代を担う私たちと酵素技術を活用したプラスチックの向き合い方」と題して、ケミカルリサイクルの認知拡大と生分解性プラスチックの普及について発表しました。発表前から発表までの間、班の皆様と一緒に議論することができ、とても楽しい貴重なひと時でした。また、それだけではなく、私たちの班は見事1位を取ることができ、喜びと驚きの気持ちでいっぱいになりました。班の皆様と一緒に研究をすることができ、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
今日は、第6回講義があります。今からとても楽しみです。長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
投稿者 : 仙台白百合学園高等学校