こんにちは。国府台女子の家本康ゆにです。1ヶ月ぶりの投稿になってしまいました。
今回の講義は大関先生による量子アニーリングについてと久利先生による「防災情報を活用しよう」というテーマでした。
どちらも勉強のしたことのない分野だったので、初めはついていけるか少し不安を抱いていました。
大関先生の講義は量子アニーリングについて、というより色々な卵たちの質問に答えてくださる形式でした。どのくらい”色々”かというと、大学受験の現代文についてから科学者としての進路、プログラミングについてなどなどです。1時間の講義では到底収まらない量の質問だったので先生が講義終了後に追加の動画をすぐに録画してくださいました。事前動画と講義、追加動画を合わせると5時間にも及びましたが、とても楽しく有意義な時間でした。
量子コンピューターの仕組みも全く知らず、量子アニーリングという言葉も一回も聞いたことのないものでした。量子コンピューターは苦手な部分についてはスーパーコンピューターなどには叶わないのですが得意な分野にはすごく強いので、これから何に活用されていくかとても楽しみです!また、事前動画中に少しだけ量子アニーリングマシーンを使ってみようという時間があったのですがこれが私にとって初めてのプログラミングでした。ビギナー中のビギナーなので、細かいミスを何度も何度もしながらなんとか最後のプロセスまで辿り着いた時の達成感ときたら!言葉で言い表せないです。
久利先生は現在気象庁にお勤めなのですが、以前は東北大学におられた方です。東日本大震災の時も東北大学に在籍されていたので、その当時の東北大学の状況を教えていただきました。当時私は幼稚園生だったので地震発生直後は大人に言われるまま行動をしていました。しかし高校生となった今、自宅から学校が遠いため災害時に一人でいる可能性も十分にあり得ます。そんな時に適切な対応ができだろうかと考えてみるとはっきりそうとは言えません。事前動画の中で突然緊急地震速報がなった時の生徒の様子をまとめた研究が紹介されていたのですが、生徒の中にはただ机に隠れようということばかり考え大きな棚の近くの机に潜る生徒がいました。本来机に隠れるのは自分の体を守るためですが、倒れる危険性のある大きい本棚の近くにいては意味がありません。
なぜ災害時にその行動を取るのか理解をしていないと自分で自分の身を守ることができないかもしれません。この講義でそのことにハッと気付かされもう1度災害が起きた時について考えてみようと思いました。
火山は私にとってあまり身近なものではありませんが、自分が観光客として近くに訪れたりした時に噴火が起こるかもしれません。あまり馴染みのない人々にとって事前に対策を取るには防災情報が重要です。非常時にどのような情報が必要か、必要とする立場になって考えてみるということができたのも今回の大きな収穫でした。
馴染みのない、けれど自分では踏み入れられない分野について学ぶというのは私が卵に参加した一番大きな要因なのですが、それを今回達成することができました。次の講義は短いながらも初めての発表がありますね。頑張りましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
投稿者 : 国府台女子学院