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活動ブログ

2023. 10. 15 | 受講生ブログ(高校生)

宇宙を見上げる卵より④

皆さん、お久しぶりです。新潟県立長岡高校の米坂羚です。

第4回講義の後だいぶ時間が空いてしまいましたが、感想を書きます。

前回、前置きが長いという指摘が(家族から)あったので残念ではありますが直ぐに本題に入ろうと思います。恒例の長岡ネタは次回にお預けです…。

 

9月9日の第4回講義は台風の影響によりオンラインのみの参加になりました。前回の対面での講義のときに友達ができたのでそれも楽しみだったのですが、台風には勝てません。

 

一時間目は北川先生より「国内資源の循環を考える~バイオ液体燃料の活用~」についてのお話をいただきました。

今あるものを活用することをコンセプトに稲からバイオエタノールを作る研究で、講義では予習動画にあったことを主軸にその裏話を聞きました。研究内容だけでなく研究に対する考え方や心構えなども教わり、勉強になりました。

特に「理想だけを追い求めるのではなくユーザーのニーズも考えて研究する」といった話が印象に残っています。そのためには大学の中だけで研究せずにいろいろなところを回って話を聞くことが重要だとおっしゃっていました。先生の研究も様々な人との会話の中から生まれたもので、それがいかに重要かがよく分かりました。

また、工学の研究では、「できるけどできない」ということが多いということも知りました。言い換えると、試験管内での小さなスケールでは可能だが工場で大量生産する場合の大きいスケールになると制約が増えるということです。現象を発見したり実験を成功させることだけでなく、それらを実用化するのもとても大変であることを知りました。自分は後者をあまりイメージしたことが無かったので、そういった話がとても新鮮に感じました。

 

二時間目は久利先生より「防災情報を活用しよう」についてお話をいただきました。

特に印象に残っているのが、緊急地震速報を分かりやすく簡潔にした結果情報が少なすぎてかえって混乱を招く結果になったということです。「わかりやすさ」と「情報量」の駆け引きがとても重要で、それらをふまえ日々緊急地震速報は進化していることを知りました。

また、「確実な情報が出る前に行動」しなければならないということも強く印象に残っています。その点で自分自身、一番怖いのが一人でいるときです。学校での防災教育でも習ったとおり、学校で被災したときは恐らくしっかり行動できるでしょう。しかし、自分一人の時に迅速に、正しい行動をできるかは自信がありません。

そのためにも地震などの災害に対する正しい知識を持ち、正しい行動ができるように考えておくことが重要です。ただ「知っている」だけでなく非常時に行動に移せるよう、様々なことを「考えて」生活していきたいです。

 

第5回の感想に続きます。

投稿者 : 新潟県立長岡高等学校


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