みなさん、お久しぶりです。肌寒い日が続き、冬を感じる季節になってきましたね。 山形県立東桜学館高等学校一年髙嶋蒼空です。 先日、第6回目の講義に加え、午前中に開催された「サイエンスチャレンジ」にも参加してきました。 個人的に大変有意義な時間を過ごすことができたため、みなさんと共有していきたいと思います。 ⅰ)サイエンスチャレンジ 午前中に行われた「サイエンスチャレンジ」では5人が一つのチームとなり、課題のスコアを他チームと 競う活動に取り組みました。与えられたものは「割り箸2膳、竹串2本、モール30本」課題は40分以内で、 与えられたもののみを用いて、構造物を作りできた構造物の上にピンポン玉を4個乗せる。この時、 最も高い位置にピンポン玉を乗せられたチームの勝利というものでした。一位を目指して取り組んだものの 一位は取れませんでした。ですが、制限時間内にチーム内で出し合った意見と様々な発想が交差した瞬間や ひらめなかったアイディアがポンっと浮かんだ時、大変興奮しました。課題自体は一見難しく見えるものの 「どういう構造が強かったのか、安定する形は何なのか」など考えてみれば、様々な構造物を作られると 頭の柔軟さも問われていたのだな、と振り返ってみて気付いたりもしました。 ⅱ)講義 今回の講義のテーマは「教授の進路選択アドバイス~人生を戦略的に考える~」。この講義でとても魅力的に 感じた点は二つです。一つ目は、これまでの人生や現在に至るまでの思考を図示する活動です。これは課題の 一部にも含まれていましたが、生きてきた人生を整理するのにもとても効果的だと感じました。機会があれば みなさんもぜひ、してみませんか?二つ目は、教授がかつて研究していた、「砂漠でメロンを作る」という ものです。まず、砂漠で果物をつくるという発想に驚きました。質問してみたところ、砂漠は農地にできる らしいのです。また、場所をオーストラリアにすることで、日本では生産できない時期に生産することが できるというメリットもあります。この斬新な思考力、私も身に着けたいと思いました。講義内で話してくだ さった、「時代ごとにできる技術は違うのだから、行うかどうかの決断は周囲の情報から考える」という言葉が 核心をついているなと感じました。 ⅲ)大学生との交流 今回は、東北大学の大学生と交流する機会があり、受験の体験談や大学の生活などについて聴いてきました。 私が今回、交流してきたのは「農学部」の先輩と「医学部」の先輩です。生活面においてはそれぞれがバイトを 行ったり、後輩の授業のTAを行ったりしながら日々の生活と両立させているようでした。忙しい生活だと思い ましたが、先輩は現在にやりがいを感じながら生きていると語っていました。 今回は、学校の授業とは異なり「人生を生きていくための進路」を決める術や先輩との交流を透して、リアルな 生活、つまりある意味未来の自分を知るための非常によい機会になりました。今回はここまでにしたいと思います。 また次回、お会いしましょう。
投稿者 : 山形県立東桜学館高等学校