皆さんこんにちは。青森県立八戸北高等学校1年の平希望です。先週の講義で2024年に行われる科学者の卵が無事終了した、と言うことで、僭越ながら自分自身の6月から感じて来たことetcを挙げていきたいと思います。
①科学に対する考え方や積極性
・講義内での講義内容の奥の深さ、質問タイムの時間オーバーが当たり前
私が科学者の卵に参加にして特に圧倒されたのが質問タイムの時に手を上げる人が多く、沈黙する時間が無いと言うことです。学校の総合の時間等では質問タイムは設けられるものの、質問する人が多くて2人ぐらいしかいなかったので、最初は圧倒されました。また、講義の種類も生物、科学、物理、科学と科学全般に深く関わった内容を学んだことができ、それぞれの科目に興味が湧くようになりました。
②科学者の卵に行ったからこそ会えた人達
・ドンピシャで同じものに興味を持つ人や同じ学校の人、同じ目標を持つ人
私は科学者の卵に行くまで自分が研究しているものに関して共通点を持つ人が学年におらず、仮に言ったとしても話のキャッチボールは長く続かず一方的なものになる可能性がありました。正面から話し合える課外活動のメンバーは滅多に会えるものでは無いので不完全燃焼、と言った感じでした。しかし、科学者の卵に参加してから一方的なキャッチボールのようなことが急激になくなりました。また、同じ学校出身の先輩、コンテストや講義の時に仲良くなった人達、がいたことで講義回を経るごとに科学者の卵に行くのが楽しくなりました。
③積極的にコンテストに応募、会場で発表
・自分の現在地をはっきりと知ることができる良い機会
私は8月頃に地震と情報のコンテストに応募したものが一次審査を抜けたと言うことで会場で発表をする、という機会をいただきました。ちゃんと練習して準備万端だったとしても本番では何が起こるか分からないもので、質問に対して答えらなかったり、焦って空回りしたりしました。「自分は何故他の発表者さんたちよりうまく行かなかったんだろう」と反省しました。しかし、落ち込んでいても何も始まりません。そのため、考えの逆転をして「でも、その分伸び代があるじゃないか」と捉え、再出発することにしました。
④学校生活での変化
・少し苦手な英語の論理表現で積極的に発表するようになった
9月頃の科学者の卵ではアメリカでの会議の様子を見る機会がありました。映像の中では世代関係なく意見を出し合ったり、積極的にディスカッションをしていたりしていました。私は将来の夢として海洋研究開発機構を目指していますが、入るとして英語とディスカッションは必要不可欠。頷いてばかりでは存在が空気のようなものとして扱われる。つまり、今の私の状態と逆にする必要がありました。そのために最初にやったことが、今まで自ら発表してこなかった論理表現での積極的な発表。時々、間違えることもありましたが、授業中に直接先生から訂正されると忘れにくいため、機会があれば積極的に手を挙げるようになりました。しばらくすると論理表現の先生から「最近、論理表現のが良くなってきていますよ」と言われました。自分ではあまり気づかなくても客観的に見れば成長していたと言うことが分かりました。
⑤疑問に思うことは悪いことではない、何なら良いこと
・積極的に疑問を見つけていくこと
疑問に思うことは決して悪ではありません。何なら、科学者を目指す上で必要不可欠な存在です。例えば、本当に1+1=2なのでしょうか。もしかしたら、1かもしれないし3かもしれないし、数字では表せないものかもしれません。私達は学生としてたくさん知識を得ていきます。しかしその中で学んだからといって、それらを当たり前だとして捉えず、分からないものは分かるまで探究していきたいですね。
⑥失敗してもめげない心、支えてくれる人に感謝する心
・研究する上で忘れてはいけない心
研究には失敗がつきものです。全てが自分の予想通りになるとは限りません。予想と外れて自信がなくなったりするかもしれません。しかし、そこで落ち込まずに失敗してもめげず、前をむき続けることを忘れてはいけません。塵も積もれば山となる、と言うようにたくさんの実験の先に成功が待っていると信じてやっていきたいですね。また、もう一つ忘れてはならないものは支えてくれる人に感謝する心です。研究できているのは施設を与えたり、研究の費用を出したりしている、支えてくれている人々のおかげです。その人々はその人を応援している。だからこそ、期待に応えられるように頑張る一方、その人々がいるから研究を進めることができると言うことを、感謝を忘れずにやって行く必要があります。
〈後書き〉
ここまで私の長文に付き合ってくださりありがとうございました。そういえば、もう年末ですね。青森は雪が吹きやっとthe冬という感じになりました。今はリンク場みたいになってます。これから家の大掃除をする人、親戚の方の家に泊まりに行く人等様々おられると思いますが、風邪をひかないように、大きな怪我をしないようにお過ごしください。良いお年を!!
投稿者 : 青森県立八戸北高等学校