こんにちは! 福島県立福島高等学校1年の加藤凜朗です。
今回は午前中に別の用事があったため、オンラインで参加させていただきました。
前回は時間をうまく取れず、ブログを書けなかったのですが、今回は書いてみたいと思います。
(文章を書くのはあまり得意ではないのでご了承ください… だらだらと感想を書いてしまいました…)
まず、第1回の講義の感想を書いておきたいと思います。
〇伊藤先生「DNAと遺伝子組み換え植物」
植物の遺伝子組み換えに関する講義で、「遺伝子とは?」という基本的な内容から、遺伝子組み換えの利用など発展的な内容があり、興味を惹かれました。
自分が特に興味を持ったのは、アグロバクテリウムという細菌です。この細菌は遺伝子組み換えで使われる細菌で、植物に感染し、自分のDNAを植物のDNAの中に入れるという性質を持っています。先生も仰っていましたが、これはすごい性質だと思います。この性質から、いろんな植物の可能性を感じられて面白かったです。
(おコメちゃんが可愛かった…)
ここから今回(第2回)の講義の感想です。
〇金田先生「クォーク多体系の実験研究 -宇宙の物質進化の謎にせまる-」
私は、この講義タイトルを最初に見たとき、なんだか難しそうだな、と思いました。実際、難しい内容も多く、全てを理解できたわけではないのですが、元素(原子)に関する話題はもともと興味があり、楽しい講義でした。
原子核を作っている陽子や中性子が、さらに小さい「クォーク」という素粒子(と考えられているもの)の一種でできていたり、力のやりとりが「ゲージ粒子」という粒子の交換で行われていたりなど、驚きや新たな発見がたくさんありました。
大学での物理や研究の流れ、キャリアについてもお話をしてくださり、とても勉強になりました。
〇渡辺先生「進化論を唱えたダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性」
植物の中には、自分の花粉で受粉・受精ができる種(自殖性植物)とできない種(他殖性植物)があります。
「自家不和合性」というのは、その「他殖性植物」がもつ性質で、それにより自分の花粉と別の個体の花粉を識別し、自分の花粉では受精できないようにしているそうです。どのように識別しているのか、不思議で興味深かったです。
私が特に面白いと感じたのは、本来他殖性のマルバアサガオを繰り返し自殖させてみると、5世代目までは生育が悪くなる「自殖弱性」が現れていましたが、6世代目で、なんと他殖個体より大きい個体ができた、つまり他殖性植物が自殖に適応した、ということです。これが起こる理由はまだ分かっていないようですが、とても気になりました。
〇英語学習に関するミニ講義
今回は、英語学習に関するミニ講義もありました。ここで学んだことは大きく2つです。
1つ目は、目標を作ることです。大谷選手も活用していたマンダラチャートが話題に上がりました。このチャートで目標を可視化することで取り組みやすくなるのかなと感じました。また、近い目標を作ることで、モチベーションも上がるかもしれないと思いました。
2つ目は、「使える」英語にすることです。英検1級を持っていようが、TOEIC満点だろうが、やはり肝心な場面で使えないと意味がないということを聞いて、道具としての英語が大切だと再確認させられました。ですから、4技能を伸ばせるロジカルスピーキングをこれから頑張っていこうと思います。
〇最後に
高校生活が始まってもうすぐ4か月で、慣れてきたと感じる一方、時間が過ぎるのはあっという間だなあと感じております。
夏休みが始まり、少し落ち着いた時間もできてきたので、この夏で高校の物理・化学を軽く一周終えたいと思っています。また、英語を使おうにもまずは単語だ!ということで英単語をとにかくたくさん覚えようと思っています。
次の科学者の卵も頑張りたいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました! これからも(時間があれば)できるだけ書いていこうと思います!
投稿者 : 福島県立福島高等学校