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活動ブログ

2025. 11. 10 | 受講生ブログ(高校生)

第5回講義感想

おはようございます。宮城県古川黎明高等学校1年の千葉隆杜です。科学の甲子園や生徒理科研究会のポスター作成などでろくにブログを書けず,第6回講義も終わってしまいましたが,作成したブログが時間切れによって全て消え去り,書いた文章を思い出しながら(少し加工しながら)書いています。やはり2週間も同じタブを開いているとダメになってしまうのですね…。第6回のブログも作成中です。

第5回講座では,2つの講義が実施されました。

大関先生の「量子アニーリングと未来の情報科学」では、量子コンピュータの開発経緯やその利用,組合せ最適化問題についての話がありました。まずびっくりしたのが,先生が関西からリモートで講義を行うと言うこと。いつも対面で講義を受けるものだと思っていたので,時代の変化を感じました。また,質問を随時受け付けると言うスタイルも,発言しやすく画期的な方法だと思いました。特に興味深かった点が二つ。量子コンピュータは計算の効率化や高速化が主目的ではなく,AI発展によるアクセスの集中による電力不足を解消するための手段として開発されたと言うことです。小学校の時にスパコン「富岳」がニュースになっていて,何桁もの数字でも素早く計算できる能力に感心しましたが,量子コンピュータとは使用目的が異なるために比較できませんね。また,組合せ最適化問題は最も安く満足感が高いお菓子の組み合わせなど日常的なものは知っていましたが,荷物を乗せる順番や避難計画の作成など社会に関するものもあり,こうしたものを解決するのも量子コンピュータの一つの役割かと思います。コンピュータとコンピューター,どちらが正しいんだろう…。

続いて高橋先生の「酵素の分子デザインによる新奇バイオポリマー合成」は天然ゴムからのバイオポリマー作成についてのお話でした。当初は工学的な話かと思いましたが、バイオ化学の様な内容で生物の要素もありました。最後の方でイソベンテニル二リン酸が紹介されていましたが、医薬から香料、タイヤのゴムなど用途が多いのは利点ですね。

少し高橋先生の話が短くなってしまいました(記憶がなくなった)。なお第6回の講義の感想も書きたいと思います。ご覧いただきありがとうございました。

投稿者 : 宮城県古川黎明高等学校


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