こんにちは!秋田県立大館鳳鳴高等学校の飯塚凜人です。僕が住む大館市は、今日(11月30日)の午後から初雪が降る予報となっています。つい先日まで11月とは思えない温暖な日々が続いていたため、突然の季節感の変化に驚いています。今年も残すところあと1か月となりましたが、2022年の良い締めくくりとなるように頑張っていきたいものです!!また、今回の投稿がブログと「まちかどサイエンス」を合わせて、僕にとっての(記念すべき?)10回目の投稿となりました。改めて多くの人に、自分が学んだ科学に関する情報を発信できることに幸せを感じています!
今回のブログでは、11月12月に開催された第6回講義について紹介します!少々時間が空いてしまい、申し訳ありませんでした。(*´ω`)この日僕は東北大青葉山キャンパスに足を運び、初めて対面型形式の講義に参加することができました!科学者の卵の講義が始まってから、ずっと行きたかった東北大現地を訪れることができたので、1つ夢が叶いました。新幹線や地下鉄を乗り継ぎ青葉山駅で下車し、キャンパスの並木道を歩いていた際は、大学のたくさんの建物に圧倒されワクワクが止まりませんでした。
会場である復興記念教育研究未来館に到着してから講義が始まるまで、他の受講生の方々とお話する時間がありました。今までは画面越しでの対面のみでしたが、実際に会ってみると会話が弾み、お互いの部活動のことや地域のことなどたくさんのことを共有しあうことができました。皆さん科学への愛が強く、住む地域は違えど同じ想いを持つ仲間と交流できたのが、思い出に残りました。
受講生同士の交流の後、渡辺先生の「教授の進路選択アドバイス」と題されたキャリア教育に関するご講義がありました。渡辺先生は、第2回講義で植物の自家不和合性に関する講義をしてくださり、科学者の卵の講義では毎回私たち受講生を見守ってくださっている先生なので、先生の生い立ちや進路選択のお話を聞くことをものすごく楽しみにしていました。先生の講義で特に印象的だったのは、自分の進路をウェビング法やKJ法とは逆の手順で、大局的に絞っていくという手法を用いるということです。そのため、今後は先輩や先生の事例に頼り切らず、常に自分で分岐点を意識しながら自分の考えや目標にあった将来の進路を確立させていきたいと思いました。講義終了後、実際に大局的に将来の進路を整理した際、今のところ将来携わりたいと考える研究分野が数個洗い出されました。最終的な選択は、今後も部活動の研究や科学者の卵の特別講義をはじめとした科学と触れ合う機会を通して、知識と経験を多く得たうえで決めていきます。(卵である今の時間と経験を大切にしようと改めて決意!)僕は科学の発展意義は、「誰かのために」「世界のために」という点にあると感じていました。しかし、「自分のため」という想いも共に持ち続け自分の疑問を解決したいという向上心を忘れずに、楽しんで研究していきたいです。また、教授という職業についている方々は、研究の第1人者で憧れの存在でしたが、渡辺先生も相当の努力と選択をし今に至っていることを知り、科学者という存在が自分にとって少し身近になり、自分も頑張ろうというやる気が高まりました。
講義のあとは、実際に科学者の卵OB・OGの方々と交流する機会を頂きました。現役の大学生・大学院生の方々の生の声をお聴きする機会は、なかなかあるものではないと思うので、大変ありがたかったです。OB・OGの皆さんからは、専門としている研究分野や、通っている大学ならではの教育カリキュラム・キャンパスライフなどについてお話していただき、短い時間ではありましたが本当に充実した時間となりました。何よりも皆さんのキャンパスライフを楽しみ、生き生きと将来に向かって努力している姿が心に残り、憧れが強くなりました。自分の今後の学習や進路決定の良いモチベーションになりました。自分も将来、先輩方や教授の先生方のようになれるよう、今後は今よりもずっと努力を重ねていきたいです!!
東北大で過ごした1日は、とても楽しく充実していてあっという間でした。(大満足!)やはり対面式は臨場感があり、大学の講義の雰囲気をより一層体感し、これまで以上に科学に関する講義を味わうことができました。帰路では仙台名物の絶品牛タン弁当を堪能しながら、講義で学んだことや思い出を振り返りました。次回以降は降雪もあり、移動が大変となることとは思いますが、可能であれば絶対に対面式の講義に参加したいと思いました!最後までご覧いただきありがとうございました。
投稿者 : 秋田県立大館鳳鳴高等学校