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活動ブログ

2024. 04. 22 | まちかどサイエンス

ミツバチの分蜂

こんにちは。仙台市立上杉山中学校1年の小林星凛です。

今日は学校からいつもより少し早く帰ってきました。自宅でニホンミツバチを飼っているのでミツバチの観察をしてみました。

桜の見頃は過ぎてしまいましたが、自宅のりんごの木にはたくさんの花が咲いています。そこに何匹か、ミツバチが花粉を集めに来ていました。今日は少し涼しいですが、先週の木曜日、4月18日は暖かったのでミツバチが分蜂をしました。皆さんはミツバチが分蜂しているところを見たことがありますか?

自宅の梅の木の写真です。枝の下にミツバチが球状になって集まっているのが見えますか。これは、蜂球と言います。分蜂するときはたくさんのミツバチが巣の上を飛び回るので、少し騒がしくなります。その後、ミツバチが新しい巣を見つけるまではこのような分蜂蜂球になっています。通常は1,2時間程度で飛び立ちますが、雨が降った時や新しい巣が見つからないときは一晩このままで過ごすことがあります。この日はミツバチの下に巣箱を仕掛けて、新しい巣箱の中に分蜂群を強制的に捕獲しました。

上の写真は木曜日に捕獲した新しい巣箱のミツバチです。昨日から花粉を運び始めています。ミツバチの両側についているものが見えますか?黄色いものが花粉です。私たち人間に例えると、片足に一個ずつスイカがついているぐらいの大きさになるそうです。花粉を運ぶ、ミツバチのすがたはとても可愛いです。ミツバチの数は世界で今減少傾向にあります。ミツバチは私たちが普段食べている多くの野菜や、果物などの受粉を助ける大事な役割をしています。むやみに農薬を使ったり、殺虫剤を使わないようにしてミツバチの命も大切にしてもらえたら嬉しいです。

 

投稿者 : 仙台市立上杉山通小学校


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